なかなか本業で年収が上がらない。。子どもも生まれたし毎月小遣いはカツカツだし将来も不安だ。。副業したいけど何をすれば良いんだろう。。
KOUSHO
こんにちは。マーケティング複業実践中の@KOUSHOです。
終身雇用の崩壊、年金2000万円問題、働き方改革による残業代抑制・・・将来不安になりますよね。
私は30代子どもが2人いるのではっきり言って不安です。
私はそんな不安を払拭するために、副業を始めました。
私が始めた副業は、本業のスキルを活かして、本業でのコネから業務委託の仕事を受ける方法です。
昨年から始めて1年経ちますが、月20-30時間くらいの時間で平均して毎月20-30万円は安定して稼げており、副業初年度の売上は約300万円でした。
参考までに私の本業と副業は以下です。
【本業】外資系事業会社のマーケティング部門でアナリスト
【副業】マーケティングリサーチ会社の分析の業務委託 (現在3社と契約)
私の事例は特殊だと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
表に出てきてないだけで、サラリーマンなら誰でも可能性があると思います。
もちろん専門スキルがある方は時間単価は上げやすいですが、WordやEXCELが使えれば副業で仕事を受けることは可能です。
私が過去に所属していたマーケティング支援会社では、簡単な文書作成やEXCELでの集計、グラフ作成などの業務を契約社員と業務委託契約を結び仕事を依頼していました。
月100万以上稼ぐ人も普通にいました。
とにかく人手不足の支援会社では、勝手を知る人に頼めばコミュニケーション面で楽なのでスキルは無くてもできる仕事はあります。
この記事を読んで業務委託の副業を始めるきっかけになれば幸いです。
この記事の内容は以下です。
- サラリーマンの副業は本業のコネからの業務委託がおすすめ
- 副業の始め方を3STEPで解説
- 副業を始める場合の注意点
目次
サラリーマンの副業は本業のコネから業務委託がおすすめ
私は、前職、大学時代ほ友人の繋がりから企業と業務委託契約を結び、直接企業から仕事をもらっています。
まずは、業務委託契約を結び、担当社員から仕事を依頼してもらいます。
基本的なフローは、
- 仕事の引き合い
- 見積提出
- 正式受注
- 作業
- 納品
- 検収
- 支払い
となります。
仕事内容は、本業との繋がり次第ですが、以下のような仕事が外部に業務委託している会社が多いです。
専門スキルが必要ない業務も手間がかかるものであれば業務委託される可能性があります。
- データ入力/文字起こし
- データ集計/グラフ作成
- 資料作成
- マーケティングリサーチ/データ分析
- WEBライティング
- WEBマーケティング
- プログラミング
上記は私が認識している範囲ですので、他にも様々な業務が委託されている可能性があります。
特にマーケティング関係で個人で完結できる仕事は業務委託を受けやすいです。
今後も働き方改革で正社員の残業抑制により、業務委託の需要はどんどん増えていくと思います。
本業のコネからの業務委託がおすすめな理由
私が本業のつながりから業務委託をすすめる理由は以下の2点です。
- 始めるハードルが低い
- 高単価で受注できる
理由① 始めるハードルが低い
最大のメリットは、副業を始める物理的、精神的ハードルが低い点です。
本業で経験がある業務を引き受ける場合、仕事に慣れていることや、既に信頼関係がある状態から始められることができます。
副業ではメールや電話のコミュニケーションが多くなりますので、相手との関係性が薄ければどうしてもコミュニケーションの齟齬が起きてしまいます。
既に関係性があればその点でもメリットが大きいです。
また、全く新しいところから仕事をもらうことは、非常にハードルが高いです。
見つかったとしても低い単価から始めて、信頼もイチから築かなければなりません。
私も現在の副業は、過去に所属していた会社の仕事を業務委託で受けていますので、仕事自体も慣れており、担当者との信頼関係もあるので、非常にストレスフリーです。
理由② 高単価で受注できる
本業のスキルとリアルな人間関係による信頼性から高単価で受注することが可能です。
世の中では今副業ブームで、単なる内職を副業と言ったりしていますが、
- 時給が低い(1,000円台)
- スキルにならない副業 (ネットで情報探すだけとか)
は時間の浪費だと思っています。
専門スキルを提供する業務委託であれば、時間単価3,000円以上は欲しいところです。
私はマーケティングリサーチやデータ分析の副業をしています。
案件の難易度によりますが、時間単価は最低でも5,000円~に設定しており、平均10,000円単価で仕事を受注できています。
また、本業では所属企業の仕事しかできませんが、副業では様々な業界やテーマの仕事を経験でき、本業の仕事にプラスになっています。
今後は本業ではできない分析以外の仕事も拡げていきたいと思っています。
業務委託の始め方を3STEPで解説
それではどうやって副業を始めれば良いでしょうか。
正直、巡り合わせや運的な要素もありますが、動かないと始まりません。
私は以下の3ステップで業務委託を勝ち取りました。
STEP① スキルや経験の棚卸
STEP② 元同僚過去に会ってみる
STEP③ ソフトに営業する
STEP① スキルや経験の棚卸
いつでも売り込めるように、本業での経験・スキルを棚卸してまとめておきましょう。
- 簡単な職務経歴
- 過去の業務内容、実績
- 得意領域
- スキル、使用可能なツール
本業のツテで仕事をもらいますが、その会社にはあなたのことを知らない人もいるはずです。
あなたの略歴をまとめておけば、業務委託契約を結んだ会社の社員全体に売り込むことができます。
過去に所属していた会社でも中途入社などで知らない人も多いので、自分のケイパビリティは資料として提供しています。
それを見た知らない方から仕事を頂くこともあるので必ず作っておきましょう。
私の場合、現在の依頼の半数程度はもともと面識の無い方からの依頼です。
STEP② 元同僚・友人等に会ってみる
売り込み先を探しましょう。
- 過去に所属していた会社の元同僚・上司
- 学生時代の友人・知人
- オンラインの繋がり
など、社外で会える人にとにかく会いましょう。
いきなり副業の相談をせずに、情報交換や近況報告くらいの目的でランチや飲みに誘ってみるのがおすすめです。
私も本業の同僚とはほとんど飲みに行きませんが、古巣や社外の知人とは積極的に飲みに行くようにしています。
STEP③ 困りごとを聞いて副業の提案をする
ランチや飲み会で仕事の話をする際には、私は以下の手順で副業の提案に繋げることを意識しています。
- 相手の仕事内容、不満、困っていることを聞きだす
- 不満や困っていることで解決できそうなことがあれば話す
- 副業の提案をする
普通に話していても、相手の困りごとや副業のニーズが見えない場合は、ストレートに、業務委託で何か手伝えることはないか聞いてしまっても良いと思います。
私の場合は、元上司で現在も部長と飲みに行った時に以下のような流れで業務委託契約を取り付けました。
KOUSHO
最近どうっすか?
元上司
KOUSHO
大変ですね。具体的にどういう案件が回ってないんですか?
元上司
KOUSHO
え?部長自らやってんすか?
僕、今残業無いし時間あるので手伝いましょうか?副業OKなんで。
元上司
このように、困りごとを聞き出しつつ、副業提案に持っていきましょう。
あなたが副業する意思があることは伝えないと分からないのでストレートに伝えます。
飲みの席なら冗談ぽく言えますし、相手にニーズが無ければ、軽く流されるだけで痛くも痒くもありません。
本当にニーズがあれば相手から食いついてきますので、それまではとにかく数を打ちましょう。
現在3社と契約していますが、他の2社も似たような流れで契約を取り付けました。
どこも人手不足で困っているので、提供できるスキルがマッチすれば喜んで契約してくれますよ。
本業のコネから業務委託を受ける場合の注意点
本業の繋がりから副業をする場合に注意しておきたい点についてお伝えします。
注意点①本業を疎かにしないこと
注意点②現職の副業規定の確認
① 本業を疎かにしないこと
まずは本業に集中し、出来る限りの成果を残しましょう。
評判が悪い人から副業の提案をされても依頼される可能性は低いです。
また、古巣に売り込むためにも、必ず円満退職するようにしましょう。
私も古巣や元上司と関係が良好だったため現在副業をすることができています。
マネージャーとして戻ってこないか?とお誘いも頂けるなど、今後の選択肢を増やす意味でも古巣との関係性は良いに越したことはないです。
② 現職の副業規定の確認
本業の副業規定はしっかり確認しておきましょう。
副業OKな会社であれば、リスクを考えると申請することが望ましいと思います。
ただ、個人的には、申請しにくいなら副業申請はしなくても良いと考えています。
上司や同僚が副業していない場合、副業することをネガティブに捉えられる場合があるからです。
効率的に仕事を片付けていても、副業やってるから早く帰っているとか、副業やってなければもっと働けると思う同僚は必ずいます。
周りの目が気になって働きにくくなるくらいなら申請しない方が働きやすいでしょう。
ただし、バレた場合は自己責任ですので覚悟してやりましょう。
バレないポイントは以下です。
- 誰にも口外しない
- SNSで特定に繋がる情報は書かない
- 住民税を普通徴収にして自分で納税する
※住民税でバレた場合はふるさと納税で確定申告したと言い切る。
詳細は以下で解説しています。

まとめ
サラリーマンは本業との繋がりから業務委託の仕事をもらう副業がおすすめ。
本業との繋がりから業務委託をすべき理由
理由①始めるハードルが低い
理由②高単価で受注できる
業務委託の始め方3STEP
STEP① スキルや経験の棚卸+ケイパビリティの整理
STEP② 元同僚に会ってみる(ランチ、飲み会)
STEP③ 困りごとを聞いて副業の提案をする
副業の注意点
注意点①本業を疎かにしないこと
注意点②現職の副業規定の確認 (申請しないならバレないようにする)
- 誰にも口外しない
- 特定に繋がる情報はなるべく伏せる
- 住民税を普通徴収にして自分で納税する
※住民税でバレた場合はふるさと納税で確定申告したと言い切る。