今の会社で生涯働き続けるつもりはないけど、今すぐ転職したいわけでもない。でもこのままで良いのかとにかく不安だなぁ。。
そのような疑問にお答えします。
KOUSHO
こんにちは。パラレルワーカーの@KOUSHOです。
経団連会長の終身雇用を維持できないという発言からも分かる通り、企業に依存するリスクが高いことは共通認識になりつつあります。実際日系企業も凄いペースでリストラし始めています。
今後、サラリーマンは社内評価でなく、市場評価に目を向け、キャリアを自分で作っていかなければなりません。
私は全てのサラリーマンがすべき第一歩として、転職エージェントに登録することをおすすめしています。
妻
え?とりあえず転職しろってこと?無責任じゃない?
違うよ。まずは転職市場に目を向け、自分の市場評価を知り、高めていくための指針を得ることが重要なんだ。
KOUSHO
当記事では、転職する気はなくても転職エージェントに登録しておくべき理由を解説します。
目次
転職エージェントに登録しておくべき理由
転職エージェントに登録する=すぐに転職すると思われるかもしれませんがそんなことありません。転職サイトやエージェントに登録しても実際に応募するかは自由です。
私は新卒2年目に転職エージェントに登録し2回転職していますが、今もずっと登録し続けています。
今転職は考えていませんが、転職エージェントから紹介される求人に目を通したり、職務経歴書を更新していつでも動けるように準備しています。
では、なぜ転職するしないに関わらず転職エージェントに登録することが重要なのでしょうか。
理由① 選択肢が増える=心に余裕ができる
理由② 新たな経験やスキルを身に付ける時間ができる
理由③ プロからアドバイスがもらえる
理由① 選択肢が増える=心に余裕ができる
転職という選択肢があると思えるだけで、心に余裕が生まれます。
転職先の候補をチェックしていると、現職以外の選択肢に気づくことができます。
現在働いている会社が生涯安泰である保証も無ければ、雇い続けてくれる保証はありません。今後大半のサラリーマンが遅かれ早かれ転職市場に放り出される可能性が高いです。
その時大したスキルもなければ年収を維持できる転職先は見つからないでしょう。余裕のある今のうちに転職市場を覗いて、どんな求人があるのか、どんなスキルや経験が求められるのか理解しましょう。
また、現職で精神的に辛い状況に陥った時、精神崩壊するまで追い込まなくても、転職のカードを切ることができます。
経験上、精神的に追い込まれてしまってから、転職の準備をする余裕はなかなか持てないです。
理由② 新たな経験やスキルを身に付ける時間ができる
2つ目の理由は、早く登録することで、市場で求めめられる経験やスキルを身に付ける時間ができるという点です。
求人を見ると次はこういう職種にチャレンジしたいという理想の求人が見つかると思います。その時に、求人の募集要件を100%満たしている可能性は低いと思います。
もし、今すぐ転職しないといけない状況であれば落ちる可能性が高いでしょう。でも、時間があれば募集要件を満たすような経験、スキルを身につけることができます。
これが転職を考えていないうちに転職サイトに登録しておくべき最大のメリットです。
私も2社目に入社した時点で、3社目のターゲットは決めていました。2社目では次の転職に求められるスキルや経験を身につけ、3社目で理想通り外資系のマーケティング部門に転職することができました。
マーケティング領域では転職を上手く活用してステップアップしている人が多いです。私の知り合いで以下のようなケースです。
社員5人の零細調査会社 → 大手調査会社 → 大手IT企業のマーケティングマネージャー
彼は新卒で事業会社のマーケティングに入れませんでしまが、諦めずに小さな調査会社で経験を積み、大手調査会社に転職。そこで事業会社を支援する経験を積み念願の事業会社のマーケティングに転職しました。分析力を武器に成果を上げ現在マネージャーになっています。
新卒でマーケティング職の配属を勝ち取れる人はごく一部ですので、マーケティング支援会社でスキルを身につけてから事業会社のマーケティングに転職する方法はおすすめです。
理由③プロからアドバイスがもらえる
転職サイトや転職エージェントに登録すると担当者から求人が紹介されます。
転職サイトであれば、あなたに興味を持った転職エージェントからこんな求人どうですか?と連絡が来ます。そこで気になった転職エージェントの担当者と会って面談しましょう。
面談すると以下のメリットがあります。
- 自分の市場価値が分かる
- 新たな可能性に気づくこともある
メリット①自分の市場価値が分かる
エージェントが紹介してくる求人は現在のあなたが受かる可能性のある求人です。
つまり、エージェントに紹介される求人のポジション、年収があなたの現在の市場価値と言えます。
その際、紹介される求人と併せて、今後スキルアップや経験によって狙える求人についても相談しておきましょう。
メリット②新たな可能性に気づくこともある
自分で求人を眺めているだけだと自分の経験のある業界や職種を中心に見てしまいがちです。
エージェントは様々な求人を把握していますので、自分が想像もしていなかった求人を紹介してくれることがあります。
例えば、私の場合マーケティング領域のリサーチや分析の経験がありますが、以下の求人の提案もありました。
- 経営者へのコーチングをしているコンサルティング会社の研究開発
- 大手IT企業の人事領域のアナリスト
大半がマーケティングの求人紹介の中で、人事領域での分析は想像もしていなかった提案で興味を持ちました。
このように自分の経験やスキルが意外なところで求められている可能性があり、それに気づくことができるかもしれません。
転職サービスの種類は?
転職サービスには大きく分けて「転職サイト」と「転職エージェント」があります。
転職サイト
転職サイトは、新卒採用で馴染みのあるリクナビの中途採用版です。
- 掲載されている求人を閲覧し応募が可能
- 企業や転職エージェントから個別にメッセージが届く
転職エージェント
1人1人に担当者がつき転職のサポートを個別で行ってくれるサービスです。
- 担当者と面談し、個別に求人を紹介してもらえる
- 応募書類の作成〜面接の設定〜合否連絡〜年収交渉など全てサポートしてくれる
転職サイトと転職エージェントの使い分けは?
両方使うことをおすすめします。私は以下のように使い分けていました。
- 転職サイトで求人を探す(転職活動前)
- 転職エージェントでプロのアドバイスを受けて応募する。(具体的な転職活動開始)
転職サイトは、まだ転職意向が高くない時期に、気軽に求人を探したり、企業やエージェントから届くメッセージを見る用に使っていました。
具体的に転職活動する際は、転職エージェントに登録してエージェント経由で応募していました。以下の理由で転職サイト経由よりも受かる確率が高いからです。
- 担当者の推薦状があり書類通過率が高い
- 担当者から情報を得たり、応募書類や面接対策等のサポートを受けることができる
登録すべき転職サービス
転職サービスを使ったことがない初心者の方が登録すべきサービスを紹介します。
まずは以下に登録しておけば問題ないと思います。安全パイです。
これらのサービスは同じリクルートキャリアが運営していますのでサービスの連携もできて使い勝手が良いです。
【転職サイト】リクナビNEXT
皆さんも新卒採用の時に使ったことがあるであろうリクナビの中途採用版です。
ポイント①圧倒的求人数
最大手の転職サイトです。圧倒的な求人数を誇り、地域職種問わず求人が探せます。
また、転職者の8割が利用していますので初めての方はまずリクナビネクストに登録すれば一通りの求人は探せます。
ポイント②スカウト機能があり企業から直接オファーが届く
職務経歴書や希望条件を登録しておけば、企業側から直接アプローチを受けることが可能です。
まだ転職を考えていない段階でも、どのようなスキルや経験が求められているのか自身の市場評価を知ることができます。
こんな方におすすめ
- 今すぐ転職は考えていないけど準備を始めたい
- どんな求人があるのか、どんな企業から興味を持たれるのか一度見てみたい
【転職エージェント】リクルートエージェント
リクナビNEXT同様リクルートキャリアの転職エージェントです。キャリアコンサルタントが、求人の紹介〜選考〜採用〜年収交渉までのサポートをしてくれます。
ポイント①業界最大級の非公開求人数
転職サイトには掲載されていない非公開求人も含めた求人数が圧倒的です。求人数が多いということは気になる求人を見つける確率も高くなるということです。
私は複数の転職エージェントに登録していますが、他のエージェントからの紹介求人でリクルートエージェントに無いものは少ない印象です。
ポイント②実績豊富なアドバイザー
リクルートエージェントは、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選して紹介してくれます。
他のエージェントと比べてもカウンセリングが丁寧な印象です。
ポイント③充実の転職サポート
アドバイザーは、求人紹介をするだけではなく、職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々なサポートをしてくれます。
面接対策やセミナーも無料でやってくれますので初めての転職にもってこいです。
こんな方におすすめ
- 非公開求人も含めて様々な求人を見たい方
- 転職活動の準備を進めたい方
- 具体的に転職活動を始めたい方